彼方のアストラ6話ネタバレ。ルカに銃を向けた理由はウルガーの兄？

ウルガーがルカに、お前には死んでもらうと言うと、「ルカはこんなのおかしい、友達だと思ってたのに」と言う。

 

するとウルガーは文句ならお前の父親に言えと返す。

ウルガーはマルコ・エスポジトを殺すつもりで追ってきたと話す。

 

ウルガーの過去回想。

家でも外でもまるで存在しないかのようなウルガーだったが、兄だけはいつも優しかった。

 

兄貴はフリーのジャーナリストで政治家や企業の汚職を暴いていた。

そんな兄に憧れて、ウルガーはジャーナリストになろうと思っていた。

 

ある日兄はビルからの転落で死ぬ。警察の発表は自殺だった。

ウルガーは最近兄が仕事の不安を口にするのが増えたが、それが原因ではないと考えている。

 

兄は「思ったよりやばいことに首突っ込んじまった。今更引く気はねえけどな」と言っていた。

彼が追っていたのはマルコ・エスポジトの不正献金疑惑だった。

 

ウルガーは数日後に弟に誕生日プレゼントを渡そうとしているやつが自殺なんかしないと思っている。

カナタが証拠はあるのかと言うと、ウルガーは「あったらとっくに告発してる」と言う。

 

ウルガーはマルコを殺すためにトレーニングガンで腕を磨いていた。その間は不思議と気持ちが安らいでいた。この復讐がくそみたいな人生の生きがいになっていた。

 

やすやすと銃は手に入らないが、アストラ号の倉庫で偶然この銃を見つける。

 

そして大事な家族を失う悲しみを味わせてやると言うと、アリエスが「仲間だから一緒に分かち合えます」と言う。

 

しかし、ウルガーは「仲間なんていねえ。理解者は兄貴だけだった」と言う。

 

そして、なんで死なないといけなかったんだ、俺の方が出来が悪くて愛されていないのにと言い、再びルカに銃を向ける。

するとルカは「無駄っすよ。おいらもウルガーさんと同じなんす」と言う。

ルカは父に愛されていないし、跡継ぎでもない。だからルカを殺しても父は悲しまない。

 

嘘だと言うルカは、服を脱ぐ。なんとルカの裸を見ると女の体のようだった。

 

ルカは完全に男でもなく、女でもないアイエスと呼ばれるものだと言う。

さらに自分は養子であることをウルガーに伝える。

 

弟が生まれ、ルカがアイエスだと分かった父は、完全に弟に興味が移る。

 

ルカが涙を流し、「父さんが悲しんでくれたらおいらは嬉しい」と言うと、ウルガーは銃を落とし、悔しくて地面に手をついて叫ぶ。

カナタは共通点が親と関係があると思うが、違うなと考え直す。

するとそのとき、波が迫ってきていることに気がついたカナタは皆に声をかける。

 

しかし、ルカとウルガーが津波に流されてしまう。

なんとかルカがウルガーの手を掴むが、ウルガーは離せと言う。

 

するとルカは「うぜえんだよ。一匹狼気取りが。黙って捕まってろ」と言う。

それでもウルガーが手を離してしまうが、カナタが海に入り、ウルガーを助ける。

アストラ号に戻ったウルガーはルカに謝る。

ルカは「父さんがやったことでウルガーさんのお兄さんが亡くなったのならこっちこそ謝りたい」と言う。

 

そして一人じゃないすよと言うルカに、ウルガーは帰ったら真相を突き止めると言う。

 

するとザックはウルガーの兄が死んだ理由は不正献金の問題ではないんじゃないかと言う。

 

皆が意見を言ったあと、ウルガーはジャーナリストになって世界の嘘を暴くと宣言する。

 

アリエスはカナタに嫉妬してほしくてシャルスのことを聞きたいと言う。

ルカが生物の授業の話をすると、アリエスが話に交じる。

 

キトリーが生物のクラスは１つしかないから同じ教室にいたのねと言うと、アリエスが何かに気づく。

 

そしてアリエスは、シャルスのことを覚えていないし、シャルスが教室にいなかったと話す。

 

アリエスが「何か隠してますか」と言うと、シャルスが真剣で少し怖い表情になるのだった。